2011-02-15
修理の落とし穴・・。
先日うちの品物を扱っていただいてるギャラリーより
お盆の修理品が届きました。
欅の茶盆。
この茶盆、前は拭き漆仕上げで販売していたのですが
素木地の方が良いと言われて、最近は無塗装で出してます。
確かにその方が重い雰囲気がなくて、良いですね。
さてと、修理ですが
うーむ、フチが大きく欠けてますね。
うっかり落としてしまったんですって。
(よくあることです、うんうん、特に私。)
そして、ご自分で直そうと、瞬間接着剤で付けてあります。
(これまたよくあることです。)
ところがいかんせん、やはりずれちゃってます。
(あー、あるあるです。)
こういうのって、出来そうで出来ない。
中に細かい屑が噛んでいたりして、微妙に合わなくなるんです。
(素人は手を出さないほうが良いとよく言われます、誰って私です。)
夫も、そのまま渡してもらいたかったと申しておりました。
(でも、自分でなんとか直そうという気持ちは良くわかりますよ!)
修理後。
結局ボンド部分はもう取れないので
さらに接着剤を入れ込んで補強、小刀で削り、磨いて仕上げました。
これでまた使っていただけるかな?
今度もし割れちゃったら、遠慮なくそのまま送って下さいね。
(直したい気持ちはグッとこらえて・・。)
関連記事