2011-02-23
炉縁は奥が深いようだ。
3階でタンボさん、お茶道具のひとつ、炉縁を製作中。
炉縁、単純に言えば四角い木の枠です。
これ、単純そうでかなりの技術がいるシロモノ。
だって、組み手がこれですもん。
↓ ↓ ↓
複雑すぎて、なんのことやら私にはさっぱり分かりません。
ちなみにラップで包んだご飯がのってますが、
タンボさんが、自宅からもってきたもの。
お弁当じゃなくて、漆と混ぜて組み手に使うんですって。
『木工の継手と仕口』という本を調べて見たところ、
「ホゾ組み炉端枠台」という仕口に似ています。
が、違うかもしれません。
そこに出てる図より、もっと複雑です!クサビも使ってるし。
同じもの、4本を組み合わせてしめていきます。
たぶんここに至るまでの工程が驚くほど難しいことなんでしょう・・。
少しの狂いも許さないような・・。
そのあたりが、説明できなくて申し訳ないです・・。
そして、いろんな工程の写真を省かせていただき
ほら、出来ました!
こんなに綺麗に仕上がって、すっきりとしてるけど
中は複雑怪奇・・・。
うまく伝わったか非常に不安ですが、以上炉縁の奥深さでした。
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