2011-10-13
「作る力」展。
金沢21世紀美術館で、いよいよ「作る力」展が始まりました。
昨日は早々に仕事をぬけて、見てきました。
やっぱり写真は撮れないから、ありませんよ。
これは、「作る力」展の本。
会場は、小泉誠さんのデザインが素晴らしかったです。
ただの長四角の白い空間が、ダンボールと発泡スチロールで仕切られて
ぐるぐる歩き回るように、各部屋に迷い込んで行きます。
「あ、ここは三谷さんの部屋。」とか「あ、皆川さんの部屋。」なんて感じ。
ちっちゃな窓があったりして、おもしろーい。
去年とは、まったく違ってました。
その後の座談会も、興味深かったです。
やっぱり「工芸」という言葉に、ずいぶんとらわれてるなと感じましたが
金沢「生活工芸」プロジェクトっていうからには、悩みどころなんでしょうか。
もの作りの分布図のようなものを、きちっとしときたいのかなあ。
あと、使い手が堕落してきている、というお話もありましたね。
もし来年もこの企画があるのなら、来年のテーマは
「育てる力」だ、なんて思いながら聞いてました。
駆け足で展示を見たので、ちょっと心残りです。
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